倉敷駅近くの銭湯「えびす湯」大正時代創業のレトロな銭湯でのんびり

 
「えびす湯」倉敷市鶴形

倉敷駅から徒歩で10分ほどの距離にある昔ながらの銭湯の「えびす湯」さん。

大正時代創業で約100年近く続く老舗で、美観地区にある大原美術館や有隣荘よりも古い銭湯です。

その大原美術館や有隣荘が当時の大原家の財力を感じ取る場所なら、この「えびす湯」はその当時の庶民の生活の面影を感じとることができる場所かもしれません。

近年まで倉敷駅周辺には「えびす湯」以外にも銭湯があったのですが、現在、倉敷駅近くにある昔ながらの銭湯としては最後の銭湯になってしまいました。

スーパー銭湯にはない、こじんまりとした、レトロな雰囲気のどこかカワイイ銭湯です。

「えびす湯」の場所

住宅地のなかにあるえびす湯

「えびす湯」は倉敷市鶴形にあり、倉敷駅南口から美観地区に向かう道からは、少し外れた場所にあります。

これもまた昔ながらの商店街として味のある倉敷デパートの南の方にあります。ライオンズマンション倉敷鶴形の建物の陰に隠れるように、ひっそりと営業しています。

えびす湯の煙突

建物の後ろの方には煙突があり、こちらを目印に、と言いたいところですが、写真の通り、大きなマンションの陰になって目印にするには難しいかも。

「えびす湯」はどんな建物?

えびす湯の外観

建物の正面はこの通りで、大きく「ゆ」と描いてある、のれんがなかったら通り過ぎてしまかも。すでに廃業した玉島のレトロ銭湯「港湯」のように特徴のある外観ではないです。

出入口は、早速、女湯と男湯に分かれているので、間違わないようにしてくださいね!

女湯と男湯の間、ちょうど自動販売機の後ろに番台があります。

男湯と女湯

基本的に男湯と女湯の造りは同じで、番台を挟んで対象となっているので、男湯で紹介します。

写真撮影についてはえびす湯さんの許可を頂いています。
下駄箱

暖簾の向こうにある引戸を開けて入ると、土間になっていて、下駄箱があります。ここで脱いだ靴をしまいます。

脱衣場

奥に見えるのが浴室の入口です。床は板張りです。右側の壁には木製のロッカー、中央にはベンチがあり、男湯と女湯の間の壁の近くにはマッサージ器や、冷蔵庫がおいています。

脱衣所のロッカー

脱いだ服や荷物はこちらの昭和レトロな木製ロッカーにしまいます。ロッカーの上に貼ってあるポスターもいい味出してますよね。

マッサージ器

このマッサージ器はまだ現役とのこと。

冷蔵庫

年代もののグリコ印の冷蔵ショーケース。銭湯に入ったあとの楽しみと言えば、やはり火照った体をクールダウンするドリンクに限りますね。

浴室

浴室

浴室の石造りの床は、あふれたお湯が排水溝に流れるようになっています。

一片に3人並べばギュウギュウになりそうな浴槽と、壁際にはボタン式のカラン。

洒落たものは一切なく無骨な造りです

シャワーなんてものも、ありません。

カランですが、ボタン式で熱湯と水それぞれを出すようになっていて、洗面器で受けて調整しなければならないです。

身体の汚れを落とした後に、浴槽につかります。

お湯につかると、ぐわっと身体が温まります。

浴槽の中ほどには段があり、そこに腰をかけることができるので、全身つかるのもよし、半身入浴するのもよし。

身体の芯まで温まりますよ。

「えびす湯」の料金

銭湯にかかる料金と言ったら、一般に入浴料と言われるものと、せっけんやタオルなどのアメニティグッズ、また飲み物代ですね。

入浴料

えびす湯の入浴料金(2018年(平成30)年9月の時点)

えびす湯は「岡山県公衆浴場業生活衛生同業組合」に加盟しているので、料金は一般的です。

・大人(中学生以上)420円
・中人(小学生)160円
・小人(幼稚園以下)70円

アメニティグッズ

銭湯に何も持たずに行ったら気になるのは石鹸やタオルはどうなるのか?ですよね。もちろんえびす湯で購入することができます。

石鹸、シャンプー、リンスの3点を購入したら380円でした。

シャンプーとリンス

シャンプーとリンスはこんな感じなので、持って帰ったら別の機会にも使えますよ。石鹸はミニサイズでした。

タオルも50円で借りることができます。

その他飲み物代

ドリンク

牛乳やコーヒー牛乳、ラムネだけでなく、どう見てもオロネミンって読めるけどオロナミンCが置いてあります。

あと、他店にはないというクリームソーダは、番台のおばさんの一押しみたいです笑

「えびす湯」の感想

最初に書いたように倉敷駅近くにある銭湯(スーパー銭湯をのぞく)としては、こちらの「えびす湯」が、最後の一軒となってしまいました。

すでにおかみさんも引退し、今は別の女性が代わりに番台に座って頑張っています。

でも、銭湯を維持するには利用客がいないと困難です。

えびす湯も、大正時代からの老舗の銭湯と言っても、お客さんがいなければ、他の銭湯同様、廃業せざるを得ないです。

今は各家庭にお風呂があるのが当たり前で、銭湯に行くと言えばスーパー銭湯のイメージです。私も生まれたときから家にはお風呂があったので、銭湯に対して、懐かしいといった変なノスタルジーを感じることはありません。

そのため、スーパー銭湯よりも昔ながらの銭湯がいいよと言うことはありません。

ただ、美観地区のあたりに来て、観光客向けのお店や雰囲気の味わった後に、足を伸ばしてのんびりしたいと思ったら「えびす湯」はいかがですか?

旅の思い出がひとつ増えますよ!

基本情報

「えびす湯」倉敷市鶴形
施設名「えびす湯」
住所倉敷市鶴形2丁目1-5

定休日土曜日
営業時間16:00~22:00
電話番号086-422-5177
駐車場近隣の100円パーキングを利用?

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